今日は何の日?
1774年(安永3年)のこの日、冒険家ジェームズ・クック氏一団が洋上に浮かぶ島を発見。
1853年(嘉永6年)にこの島がフランス領になると、フランス語で“本土”を表す「Grande Terre(グランテール)と呼ばれ、これが英語読みとなり「カレドニア」と呼ばれるようになりました。
“天国に一番近い島”として人気の観光地となっていますね。
ということで今回はそんなニューカレドニアが登場するこちら。
ザーッと降って、からりと晴れて(河出文庫)
秦建日子
リストラ直前の中年男性、駆け出しのシナリオライター、2股をかけられる30歳OLなど。不器用だけど一生懸命、そんな人たちに起こる奇跡を描く連作短編集。目指すはニューカレドニア――⁈
とても読みやすく、こういう連作もの、大好物です😁
「ニュー彼は、トニー」のトニーは魅力的な男性なんだろうなと思います。夢を追いかけるトニーと現実的な文枝。
うーん、悩ましいところですね。
付き合うまでの甘酸っぱい時間がいちばん幸せなのかも⁈😅
「「きょう」は「ひきょう」の「きょう」」の愛子は確かにちょろいぞ(笑)
海(かい)のようにうま~いことすり抜けて世の中を渡っているような男、ちょっとイヤだわと思いました💦
そしてこのお話でようやくニューカレドニアの現地が登場。
いやいやリゾートでうらやましいぞ。ここからの奇跡的な展開が素敵✨
「人生は間違えられるからこそ、素晴らしい」
お父さん、めちゃくちゃよかったです😌