今日は何の日?
1950年(昭和25年)のこの日、生活保護法が公布されました。
生活保護法とは、国民の生存権に基づき、生活困窮者に対し最低限度の生活を保障するとともに、その自立助長を目的とする法律です。
ということで今回は、そんな生活保護の闇に迫るミステリー。
パレートの誤算(祥伝社文庫)
柚月裕子
仕事にも熱心、人望もあるベテランケースワーカーの山川が殺された。後任となる新人の聡美は、生活保護受給世帯を訪ねるうちに山川とヤクザが繋がっていた可能性に気付くが…
といったストーリー。
いやぁ、おもしろい!!
グロいのは苦手、でもどっぷり社会派ミステリーを楽しみたい!という人におすすめ!
柚月さんが描く女性主人公はとても強く、まっすぐでかっこいいですね。
男気のある渋い刑事さんが出てくるのも好みです😁
不正受給や貧困ビジネスなどの生活保護の闇を描いた作品ですが、物語自体とてもわかりやすく、読みやすいと感じました。
ただ1つだけ気になったのは、職場での呼び方が「聡美ちゃん」とちゃん付けだったこと😅
ここだけどうしても違和感が拭えませんでした💦
でもでも、とてもおもしろいのでおすすめです!