今日は何の日？
今日はハワイ諸島が発見された日。
1778年のこの日、イギリスの探検家ジェームズ・クック（キャプテン・クック）らが「ハワイ諸島」を西洋人として初めて発見し、カウアイ島に上陸しました。
そこから西洋文化の流入が始まり、多様性に富んだ文化が育まれてきたそうです。
ということで今回はこちら。
まぼろしハワイ（幻冬舎文庫）
よしもとばなな
大切なパパを失った主人公オハナは、義理の母とともに思い出のハワイに降り立つ。そこでの出会いや経験を通して、悲しみを乗り越えていく等身大の姿を描く表題作。他2つのお話を含む中編集。
本当に大切な人を亡くしてしまったら、ことあるごとにこんな風にポロポロ涙が溢れてくるのだろうなと思いました😢
1人きりでは到底耐えられそうにありません…
オハナには義理の母アザミさんがいたから、何とか前に進めそうでよかった😌
2つ目のお話「姉さんと僕」も印象的。
「生きているってことは、順番に物事がすすんでいくこと」ここの会話に、確かに！と納得。
ここに出てくる人たちはとても魅力的に見えました。ハワイという地でのんびりしているようで、でもちゃんと自分がどうありたいかを悩みながら考えているからかな。
ハワイには未知なる力が潜んでいそうな気がしますね。
この本にはハワイという場所が不可欠だな、と感じるとてもよい作品でした。
あとがきを読むと、ばななさん的にも力を入れた作品のようでした📘
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