今日は何の日?
2018年(平成30年)のこの日、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界文化遺産に登録されました。
17世紀から19世紀のキリスト教禁教政策の下で、ひそかに信仰を伝えた人々の歴史を物語る貴重な遺産です。
ということで今回は長崎県が舞台の小説を。
69 sixty nine(集英社文庫)
村上龍
東京大学が入試を中止した1969年。高校3年生になった矢崎剣介は、仲間とともに佐世保北高校をバリケード封鎖した!当時の時代背景とともに描くエネルギー溢れる青春小説。
読み始めてすぐに、これはものすごい勢いのある小説だなと感じました。
一体これから何が始まるのか、こちらまでワクワクさせてくれます。
まず主人公、ケンは頭の回転のはやい、口が達者な世渡り上手な印象。もう一人の主要人物、アダマも冷静なイケメンで魅力的なキャラクター。
他にも個性的なキャラクターがたくさん!
バリケード封鎖にフェスティバル。
本当に若いエネルギーをビシビシと感じる作品です。
あとがきに「楽しんで生きないのは罪なことだ」とありました。
そしてこの若者たちの生き生きとした、明るく元気いっぱいの姿を見て、自分ものびのび楽しく生きたいなと思いましたね😆
ハチャメチャ感はあるものの、とてもおもしろかったです!
created by Rinker
¥660
(2024/11/21 18:02:14時点 楽天市場調べ-詳細)