今日は何の日?
今日は和菓子の日。
東京都に事務所を置き、和菓子業界の発展・向上を図る全国和菓子協会が1979年(昭和54年)に制定。
西暦848年(嘉祥元年)のこの日、仁明天皇がご神託に基づいて、16日の16にちなんで16個の菓子や餅を神前に供えて、疫病退散と健康招福を祈願したという「嘉祥菓子」の故事に由来するとのこと。
この「嘉祥」は「めでたいしるし」という意味だそうです。
ということで今回はそんな日にぴったりのこちら。
和菓子のアン(光文社文庫)
坂木司
デパ地下の和菓子店で働き始めた梅本杏子(通称アンちゃん)。個性豊かなメンバーと働き、謎めいたお客様の真相に迫るうちに、和菓子の魅力に目覚めていく。
といったストーリー。
アンちゃんがとてつもなくいい娘だから、優しくあたたかい気持ちで読めます。
親近感がわいちゃう主人公です☺
そして何より、和菓子の魅力満載!!
めちゃくちゃ和菓子が食べたくなります!!
店長さんもいい人で、こんな店長さんの下でなら働きたい😆
気遣いが丁寧で、仕事ももちろんできる!
立花さんのギャップもすてき✨
デパ地下の裏側を垣間見れるのもおもしろかったです。
洋菓子派の人にもぜひ読んでほしい1冊📙
ミステリー要素は軽めで、坂木さんらしい日常的なもの。
読みやすく、和菓子の世界にどっぷり浸れます!
最後にタイトルがストンと降りてきて、すごくしっくりきました。
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続編もあります↓
アンと青春(光文社文庫)