今日は何の日?
今日は七福神の日。
株式会社幸煎餅(さいわいせんべい)が制定。
日付は「しち(7)ふ(2)く(9)」と読む語呂合わせから。
同社の人気商品「七福神せいべい」「七福神あられ」「銀座七福神」を多くの人に味わってもらうことが目的だそう。
ちなみに七福神とは…
恵比寿(えびす)・大黒天(だいこくてん)・毘沙門天(びしゃもんてん)・弁財天(べんざいてん)・福禄寿(ふくろくじゅ)・寿老人(じゅろうじん)・布袋(ほてい)の七柱の神様です。
ということで今回はこちら。
ぐるぐる七福神(幻冬舎文庫)
中島たい子
人との関わりを避けて生活するのぞみ、32歳。祖母の家でたまたま見つけた七福神の御朱印をきっかけに週末に一人七福神巡りを始める。そんな彼女の周りに徐々に変化が起き始めるが…
といったストーリー。
読むだけでご利益がありそうな小説。
でも主人公ののぞみがなかなかのクセの強さ。被害妄想が過ぎるというか…💦
七福神巡り途中のカレー屋さんで話しかけてきたおばちゃんに、「ほっといてよ」と言い放ったシーンは正直ないわぁと思いましたが😅
ただ、読み進めていくうちに彼女の不器用な生き様がちょっとだけ愛おしく思えてきます😆
はじめは、七福神巡りに対してもめんどくさいという気持ちもあったような彼女だが、それも徐々に変化していきます。
のぞみだけでなく、周りの人もいい方向に進んでいる気がして、ご利益を感じますね😌
大地に関しては、生きていてほしいと思いますが…
のぞみが一方的に大地に影響を与えていたと思っていたけど、のぞみにとっても大地が大きな存在だったんだなぁと思いました。
ぐるぐる七福神というタイトルもぴったりでした!
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