今日は何の日?
今日はなにわの日。
2007年(平成19年)に大阪市浪速区が「未来わがまちビジョン」に基づき、「住みよい明るいまちづくり」の実現を目指して制定。
日付はもちろん「な(7)に(2)わ(8)」の語呂合わせから。
ということで今回は大阪を舞台にしたこちら。
その街の今は(新潮文庫)
柴崎友香
自分の住む街の昔の写真を集めている歌ちゃん、28歳。彼女のささやかな日常をつづる物語。
特に何が起こるというわけでもなく、淡々と日常を描いています。
大阪の土地勘がある人だとより楽しめるかもしれません。
自分の住む街の昔を知りたいと思う気持ちはわからなくもないかな😌
古い写真から見えてくる当時の暮らしや人々に想いを馳せる…なんか趣深いですね。
年下である良太郎とのサラっとした関係も、このお話には合っている気がしました。
歌ちゃんがバイトしているカフェが、ほっこりする存在でいてくれて安心します。店長の大西さんもいいキャラで、ゆる~い感じがよかったです☺
昔から現在まで、時間はちゃんとつながっているということ。改めて考えるとそんな時代の流れが尊く、とても感慨深いものに感じます。
しみじみしちゃうような作品でした📘
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