今日は何の日?
1913年(大正2年)のこの日、宝塚唱歌隊が設立しました。
現在の阪急電鉄の源流となる箕面有馬電気鉄道の創始者である小林一三氏が、当時宝塚市にあった温泉場の余興の一つとして、少女たちが歌を歌う趣向を設けたのが始まりだそうです。
そうして組織されたのが、宝塚唱歌隊です。
その後規模も拡大していき、宝塚歌劇団として大きく飛躍していくこととなります。
ということで今回はこちら。
ヅカメン!お父ちゃんたちの宝塚(祥伝社文庫)
宮津大蔵
生徒監、大道具、プロデューサー、演出などなど、タカラヅカを支える男性たち=ヅカメンを描いた、汗と涙の物語。
私は宝塚を観たことがありませんし、知識もほぼ無しです。宝塚音楽学校に入るのがとても大変で、ものすごい倍率だということだけテレビの情報で知っていたくらいです😅
そんな私には初めて知る宝塚がたくさんあって、とても興味深く読みました。
まず「生徒監」という言葉も初耳!生徒監のことを親しみを込めて「お父ちゃん」と呼ぶというのもなんかあったかくてよかったです☺
そして、タカラヅカの女の子たちは、みんな純粋で心が綺麗だなと感じました。
「清く、正しく、美しく」、これを校訓に学んでいるだけありますね。
特に「ハッピーホワイトウェディング」はラストシーンにグッときました😢
キーパーソンはどのお話にも登場するサンバさん。とても魅力的な女性でした✨
ひたむきで一生懸命な彼女たちを知っているからこそ、よりがんばれる裏で支えるヅカメンたち。
女性ばかりではなく、裏方の男性たちを含めての宝塚歌劇団なのだと思いました。
人生で一度くらいは観てみたいな…。
そんな気にさせられる1冊でした📘
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