今日は何の日?
本日1月17日は忘れることのできない日ですね。
1995年(平成7年)1月17日5時46分、阪神・淡路大震災発生。
兵庫県の淡路島北部を震源とし、マグニチュード7.3
私の住む地域も、地震が来る来ると言われ続けています。決して他人事ではありません。
ということで、今回紹介する小説はこちら。
翔ぶ少女(ポプラ文庫)
原田マハ
震災を題材にした感動作。
少女目線で描かれているので、子供たちにも読みやすいと思います。
震災で両親を失った少女丹華(ニケ)は、兄妹とともに見ず知らずの医者、ゼロ先生に助けられる。復興を目指す町で、家族としての絆をはぐくむ一家の再生の物語。
震災から始まる冒頭からもう涙😢
ゼロ先生の登場に読んでいるこちらも救われた気持ちになりました。ゼロ先生の優しい顔が目に浮かびます。
どうかこの兄妹たちを守ってと願わずにはいられない…
そして強く、素直に成長するこの兄妹たちが本当にいとおしい。
ファンタジックな部分が突如出てきて少し戸惑いましたが、それ以上に感動が上回り、案外すんなり受け入れていけました。
たくさんのあたたかさと希望がつまった作品。
私自身、被災地とは離れた場所にいた身ですが、震災の記憶が改めて心に刻まれた気がしました。
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