今日は何の日？
今日はカレンダーの日。
カレンダーの業界団体である全国団扇扇子カレンダー協議会と全国カレンダー出版協同組合連合会が1988年（昭和63年）に制定。
1872年（明治5年）12月2日に太陰太陽暦が打ち切られ、翌日12月3日が太陽暦の明治6年1月1日になったことが由来だそう。
ということで今回はこちら。
失恋カレンダー（集英社文庫）
林真理子
1月から12月まで、季節をベースに綴られる女の子たちの12の失恋短編集。
80年代に出版された作品なので、その時代に青春時代を迎えた人には特におすすめ！
バブルを思わせるような香りプンプンでしたが、女の子の心情は今もそう変わらないものなのかもしれないなぁ。
25までに子供を産むのがいいとか、田舎に帰ってきて結婚するとか。
そしてケータイのない時代ならではのシチュエーション。家の電話で彼氏の家にかけるとか、手紙のやりとりとか。
失恋のお話だけど、みんなそれぞれ自分の生活を楽しんでいるようにも見えました。
いざとなると冷静でみんな強かった！
失恋してワンワン泣くような感じではなく、これは通過点なんだ！と。
私はもう少し下の世代ですが、当時を想像し思い浮かべながら楽しく読めました。
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