今日は何の日?
今日は島の日。
日本で一番離島の数が多く、971の島がある長崎県が制定しました。
8を「は」、1をアルファベットの「I」に見立てて、「ハッピーアイランド」の語呂合わせからだそう。
ということで今回はこちら。
島はぼくらと(講談社文庫)
辻村深月
舞台は瀬戸内海に浮かぶ島、冴島。唯一の同級生である男女4人の高校生たち、そして島に暮らす人々との交流や出会いと別れを描いた物語。
よかった~😌
朱里・衣花・新・源樹の4人だけでなく、その他の人物の背景も丁寧に描写されていて、納得のいく気持ちの良い読書となりました。
まずこの4人の高校生たちが実にいい!!個性がよく出ていて、それぞれ違うけどみんないい子たち😌
4人の絆も素敵だったし、淡い恋心もたまらなかった♡
朱里が「兄弟になろう」と言ったエピソード、これが後々つながって、キュンとしちゃいました♡
グッとくるシーンもたくさんありました。
島ならではの苦労とか、良いところも悪いところもひっくるめてうまく描かれているなと思います。
幻の脚本、医者不在の現実、昔ながらの風習、IターンやUターン、シングルマザー、冒険チックな修学旅行、噴火がもたらした変化などなど、本当にいろいろなエピソードを盛り込みつつこんなにきれいにまとまっている!
飽きさせずに読ませる青春小説でした📘
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