今日は何の日?
1974年(昭和49年)のこの日、東京都江東区にセブンイレブン第1号店がオープン。
場所は豊洲で、現在もあるとのこと。
当時はまだ今のコンビニとしての概念は薄く、雑貨品が中心だったそう。
ちなみに最初に売れた商品はサングラスらしいです😎
今ではコンビニはすっかりなくてはならない存在ですね。
ということで今回はこちら。
コンビニ・ララバイ(集英社文庫)
池永陽
舞台は小さな町のコンビニ「ミユキマート」。妻子を事故で亡くしたオーナーをはじめ、堅気の女性に惚れてしまったヤクザ、声を失った女優の卵など、それぞれが泣いて、迷って、答えを見つけていく連作短編集。
ただただほっこりとはいかない物語の数々でした。
人間臭さや泥臭さ、荒んだ感じの湿っぽい雰囲気があるものの、どこかホットする場面もある。
「コンビニは賑やかだけど乾いている」という言葉が、コンビニというものをよく表しているなと思いました。
個人的にお気に入りは「パントマイム」。切なかったけど😢
みんなが幸せになってくれることを願います。
ピカーンと明るい小説ではなかったけど、コンビニとオーナーの優しさが伝わる作品でした。
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