今日は何の日?
今日は美術展の日。
1667年(寛文7年)のこの日、パリで世界初の美術展が開催されたそうです。
フランスの王立アカデミーが、歴史的建造物であるパレロワイヤルの一画でアカデミー会員の作品を一般公開したとのこと。
しかし当時の人はあまり関心を示さず…
美術は王侯貴族のものという考えが強かったんですね。
ということで今回はこちら。
常設展示室(新潮文庫)
原田マハ
実在する6枚の絵がそれぞれの主人公たちの道を照らすアート短編集。
心をギュッとつかまれる切ない物語、「群青」と「道」が特に印象に残りました。
どの絵もスマホで調べながら読みましたが、東山魁夷さんの「道」はその潔さにびっくり!
泣けましたよ~😢
なんとも耐え難い悲劇に見舞われたり、自分が求める単純なハッピーエンドにはならない…。
でもどんなに切ないお話でも、前向きなラストへ導いてくれて、希望を灯してくれるマハさん。
やっぱり好きだなと思わずにはいられない!
アート小説であるのはもちろんのこと、これは家族小説でもあるなと思いました。
だから読みやすいのかも。アート小説は読んだことないという人にもおすすめです!
そしてこれを読むと美術館を訪れたくなります。
心震えるアートとの出会い、私も体験してみたいものです😌
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