今日は何の日？
今日はミドルの日。
男性化粧品トップメーカーである株式会社マンダムが2011年（平成23年）に制定。
「ミ（3）ドル（16）」の語呂合わせから。
日本を支えるミドル世代の男性の活き活きとした若々しい生き方を応援することが目的だそう。
ということで今回は、「ミドルエイジを元気にする上質の長編小説」であるこちら。
彼女に関する十二章（中公文庫）
中島京子
パート勤務の主婦、聖子50歳。ふと手に取った60年前の随筆「女性に関する十二章」（実在する本です）と聖子の日常が不思議とリンクし、思わぬ出会いや変化をもたらしていく。
「どうやらあがったようだわ」
この最初の一文で完全につかまれました😅
そしてこの主人公、聖子がなんかいいんですよねぇ。
人生いろいろなことがあるけれども、それを受け入れて自分の中で消化して、きちんと生きている感じがしました。
親としてもしっかり役目をこなし、仕事も地道にがんばり、たまの趣味を楽しみ、夫ともそれなりに仲良くやっている。とても好感が持てました。
息子に対する感情は、共感する人がけっこういるのでは…と思います☺
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