今日は何の日?
2013年(平成25年)のこの日、ロシア・チェリャビンスク州に隕石が落下しました。
直径15メートルほどもある隕石で、多数の負傷者が出たといいます。
まだ記憶にも新しいですね。本当に隕石って落ちてくるんだ⁈と少なからず衝撃を受けた出来事でした。
ということで今回はこちら。
終末のフール(集英社文庫)
伊坂幸太郎
「8年後に小惑星が衝突し、地球は滅亡する」
その予告から5年後、つまりあと3年で地球は滅亡する…そんな世界を生きている人々を描いた物語。
自分だったらどうするだろう…と考えながらずっと読みました。
小惑星が落ちない可能性もどこかで信じて生きていくかなぁ。
まあ実際にあり得ないだろうという気持ちがあるからそう思うのであって、現実だったら大パニックだろうな。
個性豊かな人たちがたくさん出てくるので、読んでいておもしろかったです!そのおかげか、暗い感じの話にはなっていません。
この人たちにとって毎日がもはや当たり前ではなくて、今の私たちとは明らかに違う日常を過ごしている。
想像しがたいけれど、なんかいろいろ考えさせられる作品でした。
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