今日は何の日?
今日はハワイ王国の独立記念日。
その昔、イギリスとフランスから公式に独立国として承認された記念日として祝われていました。
ハワイ王国が消滅してしまってからは祝日ではなくなってしまっているようですが、現在でもハワイ主権者運動支持者に祝われているとか。
ちなみに7月31日はハワイの王国復権日。
ということで今回はハワイが舞台のミステリー。
ホテル・ピーベリー(双葉文庫)
近藤史恵
ある事情で仕事を辞め、逃げるようにハワイ島を訪れた木崎淳平。友人から勧められた「ホテル・ピーベリー」はリピーターお断りのホテル。そこで同宿者がホテルのプールで溺死、そしてまた一人…。
一体このホテルには何があるのか?
といったミステリー。
ミステリー要素が出てくるまでは、宿泊客たちの束の間の休息を描いているような感じでした。
1人が溺死、そしてまた一人が…となるとさすがに不穏な雰囲気が漂い始めます。
ある程度予測はしていましたが、木崎の過去も明らかになり、そして、あれ⁈もしかして…と胸がざわつき始めたころにはもう終盤。
ページ数残りわずかでこの展開⁈という感じ。
真相に関しては、複雑さがなくてわかりやすい。なるほど!辻褄は合うなと思いました。
が、少々モヤモヤっとする感じもなきにしもあらず。
重くなりすぎないミステリー。舞台がハワイっていうところが重さを軽減してくれているのかも⁈
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