今日は何の日？
今日はいい音・オルゴールの日。
長野県下諏訪町の「諏訪湖オルゴール博物館奏鳴館」（現:日本電産サンキョーオルゴール記念館すわのね）が制定。
日付は「いい（11）おと（10）」の語呂合わせから。
ということで今回はこちら。
ありえないほどうるさいオルゴール店（幻冬舎文庫）
瀧羽麻子
「あなたの心に流れている音楽が聞こえるんです」
そんな風変りな店主が、お客様のために世界にひとつだけのオルゴールを作ってくれる。
そこを訪れる様々なお客様を描く7編の物語。
とても静かで澄んでいる、でもあたたかく素敵な物語たち。
オルゴールに全然興味がない、そんな人にこそ読んでほしいかも。
なぜこのタイトルなのだろう？と思うけれど、読んでいくうちに納得。タイトルの意味がわかります。
個人的に一番グッときたのは一つ目のお話「よりみち」。
自分だったらどんな音楽のオルゴールができるのだろう？
オルゴールっていうと、プレゼントでもらうか観光地のおみやげとして買う、そんな感じのイメージ。
実際いま、うちの中にはオルゴールというものはない！！
でもこんなお店があったら行ってみたいし、オルゴールが欲しくなりますね♪
あの音色は癒されますしね～。
文章が難しくなく、とっても読みやすい作品なのでぜひぜひ♪
続編も出ております。文庫化が待たれます。
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