今日は何の日?
今日は読書の日。
そして10月27日~11月9日は「読書週間」です。
この「読書週間」には、「読書の力によって、平和な文化国家を作ろう」という目的があるそうです。
ということで今回は本に関するこちら。
鞄に本だけつめこんで(新潮文庫)
群ようこ
子供のころから本が大好きだった群さんの思い出とともに名著を紹介するエッセイ集。
24冊もの本を紹介してくれています。
私が読んだことのある本は、梶井基次郎の『檸檬』、ただ1冊だけだったのですが…
トラちゃんがかわいくて。
でもそんなイタズラはやめておくれ…と思いました。
猫が可愛すぎるからなおさら(⁈)気持ちはわからなくないのだけれども。
中学一年生のときの数学の担任の先生、いいですね。あとがきには後日談もあってうれしくなりました。
それとは対照的な家庭科の先生はイヤだなと思いました。特に今の時代にはそぐわない感じがして。
わかるわかると共感する部分もありました。
両親のケンカが子供心にすごく恐ろしかったこと、国語の授業の音読で恥ずかしい言葉を読むのがすごくイヤだと思ったこと。
『堕落論』、『三島由紀夫レター教室』、『放浪記』などは読んでみたくなりました。
また、教科書に載っていた作品も今一度読み直してみたいなという気持ちになりました。
教科書に載っていることにはきっと意味があるはず。子供だった当時はよくわからなかったお話も、充分大人になった今なら違う感じ方ができるのかもしれない。
あとがきも、原田宗典さんによる解説もとてもおもしろいです!
ちょっとクセのある群さんの子供時代に引いてみたり(笑)、クスっと笑えたり、共感したり。
やっぱりこれからもたくさんの本を読んでいきたいなと改めて思いました!
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