今日は何の日?
今日は人形の日。
日本人形協会と日本玩具及び人形連盟が1965年(昭和40年)に制定。
ちなみに8月2日は博多人形の日だそうです。
ということで今回はこちら。
たまさか人形堂ものがたり(創元推理文庫)
津原泰水
突如無職となった澪(みお)は、かつて祖母が営んでいた小さな人形店と継ぐことに。冨永と師村に助けられながら、人形修復を主軸にどうにか経営を続けている。
店に持ち込まれる人形やぬいぐるみを通して、心の謎を解くミステリ連作集。
装丁の雰囲気からして、ちょっと暗めのお話なのかなと思ったけれどそんなことはなく。
澪はなかなかおもしろい人物。会話の返しが軽妙で好きでした。
それに加えて修復を担当する職人2人がとっても優秀で魅力的。
冨永はまだ若く自由奔放だが、鋭い感性の持ち主。
師村はとにかくミステリアス。腕は確か。
気になる彼の正体はのちのち明らかになります。
この3人のやりとり、そしてのちに登場する束前(つかまえ)とのやりとりが絶妙におもしろかったです。
私にとっての人形と言えば、やはりリカちゃん人形でしょうか。お世話になりました。
終わり方も好きな感じでした。続編も読まなければ!
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続編はこちら↓
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