今日は何の日?
今日は銭湯の日。
東京都の公衆浴場商業協同組合が1991年(平成3年)に制定。
その後、全国に広まった模様。
日付は1964年(昭和39年)10月10日の東京オリンピック開幕日にちなみ、スポーツで汗をかいたあとに入浴をすると健康増進につながることから。
また、「1010」をせんとうと読む語呂合わせから。
ということで今回はこちら。
嵐の湯へようこそ!(角川文庫)
松尾由美
ある日、存在すら知らなかった伯父の遺産である銭湯を相続することになった姉妹。常連客がふと口にした謎を解いたことから次々に謎が持ち込まれるように。同時に姉妹の周りでも不思議な出来事が起きて…
といったストーリー。
前半と後半ではテイストがちょっと異なる感じがしました。
まず前半はそれこそ日常の謎に迫るほんわか系。
姉妹の雰囲気がもうほんわか。でも妹の紗央は、繊細でムズかしい子かなとは思いました。
紗央が銭湯について語るところがあるのですが、これはすごく的を射ているなと。銭湯という場所がとてもいいものに思えました。
従業員であるエレンとグレンは働き者で頼りになるなと感心していたところ。
そして後半。まさかの展開で気になる気になる。
この展開は読んでからのお楽しみ。
気軽にサラっと読めちゃう1冊でした📕
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