今日は何の日?
今日は世界教師デー。
国際連合教育科学文化機関(UNESCO)が1994年(平成6年)に制定。
1966年(昭和41年)のこの日、「教師の地位向上に関する勧告」が調印されたことにちなんで。
教師への支援を求めることと、将来を担う世代の子供たちに、充分な教育を施せるよう求めることを目的としています。
ということで今回はこちら。
ありがとう、さようなら(角川文庫)
瀬尾まいこ
著者である瀬尾さんが教師と作家という二足の草鞋で活動していらっしゃったときに、雑誌「ダ・ヴィンチ」に連載されていた中学校教師時代を描くエッセイ。
瀬尾さんが教師であったということも知らなかった私。
とてもほっこりしました。
中学生はたまに大人びているけど、まだまだ純粋だな~と思いながら。
大人はどうにかしてイヤなことから逃げられないかと、すぐに逃げ道を探してしまう傾向がありますから…
感動するエピソードもたくさん!
野球のお話だったり、合唱祭でのサプライズだったり。
こんな素敵な瞬間に立ち会える教師という仕事はなんていい仕事なんだろう!と素直に感動します。
という瀬尾さん、実は転校を機に学校というものにあまり馴染めなかった過去があったそう。
それでも教師という仕事を志したことが不思議な気がしましたが、結果とても楽しみながら仕事に取り組んだようです。
そしてこの教師時代の土台が、瀬尾さんの名作「あと少し、もう少し」につながっているのかしらと勝手に思いながら読んでいました。
瀬尾さんが受け持ったクラスが本当にいいクラスで、とてもあたたかい気持ちになりました!
ほっこりほっこり♪
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