9月25日 今日は「世界初のトライアスロン大会が開かれた日」

今日は何の日?

1974年(昭和49年)のこの日。アメリカ・カリフォルニア州のミッション・ベイにて世界初のトライアスロン大会が開催されました。

現在ではスイム→バイク→ランの順に行われるのが一般的ですが、当時はラン→バイク→スイムだったそうです。

ということで今回はこちら。

空をつかむまで(集英社文庫)

関口尚

膝の故障でサッカーを諦めた優太、県の水泳記録保持者である姫(本名:暁人)、そして泳げないおデブのモー次郎(本名:幸次郎)。水泳部に所属する3人がトライアスロン大会に出場することに。

きらめく友情や恋を描く青春小説。

いやいや、まぶしい青春でした✨

中学生ならではの感情がよく表れていて、純粋な恋心も初々しかったし、男子のかわいい一面もチラホラ。

トライアスロンシーンは想定内の展開ではあったものの、とてもよかったです。

鶴じいがポイントですね

印象に残る言葉もたくさんありました。

「きっと誰かの思惑が絡んだやさしさは、どっかで人を傷つけるのだ。仕組まれたやさしさは、人をさびしくさせるのだ。」

「もっと高くジャンプして、青い空に手を伸ばすようにして、歪んだ大人たちがつかめなかった生きることの楽しさを、ぼくらの世代が手にするのだ。」

「空をつかむまで」というタイトルもぴったり!

それぞれ複雑な事情を抱えてもいたけれど、暗くならずに清々しく青春を駆け抜けたような気持ちで読める1冊でした📘

created by Rinker
¥660 (2024/12/04 02:25:55時点 楽天市場調べ-詳細)
2022年9月
ブログ運営者
そら

◆小説が好き
(ホラー、ファンタジー、
 時代小説は好みません😅)
◆月に15冊が目標
◆好きな作家:原田マハ、
 湊かなえ、江國香織、
 寺地はるな、など
◆これまで読んだ文庫本は
 600冊ほど(紙派です)
◆猫と共に暮らしています
 (=^・^=)

そらをフォローする
シェアする
そらをフォローする
そらの文庫
タイトルとURLをコピーしました