今日は何の日?
今日は競馬の日。
1954年(昭和29年)のこの日、日本中央競馬会が農林省(現:農林水産省)の監督の下で発足しました。
これにより民営競馬がスタートしました。
ということで今回はこちら。
ジョッキー(集英社文庫)
松樹剛史
乗る馬に恵まれずさえない毎日を送る青年騎手・八弥。さまざまな思いを抱えレースに挑む正真正銘の競馬小説。
私自身、競馬を見たこともないし興味があったわけでもありません。
ただ、馬は何となく穏やかで優しそうな表情をしていて好きだなぁと思っていたくらい。
そんな私が、けっこうのめり込んで読んでしまいました!
どの競技もそうなんでしょうけども、競馬もまたとても深かった
レースのシーンはハラハラ💦
レース展開を細かく描写してくれているので、わからないなりに頭に思い浮かべながら読みました。
主人公・八弥は、馬の性格を見極める力、そしてレース中のここだ!というスパートポイントの判断にもとても長けている気がしました。
が、搭乗依頼がなかなか来ないのはなぜだろう😅
切ないシーンもたくさんあり、特に馬との別れのシーンは胸が痛みました。
イヤな人物も出てきますが、大半は馬に愛情を注ぎながら育てている人、馬を思いその馬に合った走りをしてあげたいという気持ちを持っている人たちです。
私の中で新しい世界が開けた感じがしました。
お金儲けとかではなく(笑)、単純に馬たちのレースを見てみたいなという気にさせられました。
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