今日は何の日?
今日はくじらの日。
鯨類その他の海産哺乳類の試験研究などを行う一般財団法人・日本鯨類研究所が制定。
日付は「く(9)じ(4)ら」の語呂合わせから。
水産資源の適切な管理・利用に寄与することを目的とし、鯨と日本人の共生を考える日だそうです。
ということで今回はこちら。
晴天の迷いクジラ(新潮文庫)
窪美澄
うつを発症した由人、潰れゆく会社とともに人生を終わらせる決意をした社長である野乃花、母親との関係に悩む正子。ひょんなことから湾に迷い込んだクジラを3人で見に行くことに。
生きることを止めようとした彼らの果てに待つものは ―――
基本ずっと苦しかった…
由人の子供のころの話はとても不憫。どこかで歯車が狂いだすと止められない、それがすごくわかりました。
野乃花の生活も読んでいてつらかった😔
そして正子の母親、あれはキツすぎる…
海老くんの登場にはホッとしました。わかりやすく正子に光が射した感じで、海老くんと忍の優しさが私もうれしかった。
ひょんなことからクジラを見に行くのですが、3人でいることの意味をすごく感じました。いい影響を与え合っているようでした。
出会う人やタイミングで人生は変わるんだな😌
場所を変えて、あるイミ気分転換。これもすごく大事なことかもしれない。
読んでる最中は、あぁ、幸せエピソードをおくれ…と思いましたが(笑)、読んでよかったなと思える1冊です📘
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