今日は何の日?
今日は宝塚歌劇団レビュー記念日。
宝塚歌劇団が1989年(平成元年)に制定。
1927年(昭和2年)のこの日、宝塚少女歌劇団が日本初のレビュー『モン・パリ~吾が巴里よ!~』の初演を行ったことにちなんでいます。
ということで今回はこちら。
男役(角川文庫)
中山可穂
トップ就任後わずか二日目に舞台事故で亡くなった50年前の男役スター・扇乙矢。以後、宝塚の守護神ファントムさんとして語り継がれてきた。そして現在、月組トップスター如月すみれのサヨナラ公演と新人公演で主演に抜擢された永遠ひかるを軸に描かれる物語。
私は宝塚を観たことがないのですが、とても煌びやかで現実離れした美しい世界✨そんなイメージです。
独特の世界観や感情があるなと感じます。
そんな世界観に引き込まれ一気に読みました。
如月すみれ(パッパさん)の男役としての苦悩や今後の不安がありありと浮かびました😔
ひかるの新人公演の緊張感もものすごく伝わってきましたね💦
ファントムさんの登場は少しファンタジーちっくではありましたが、すんなりと受け入れられました。
事故の悲劇、切ない三角関係、そして迫力の舞台。
とてつもなく美しい世界でした。
ジェンヌたちもファントムさんも舞台も、そしてすみれの幕引きも。
宝塚シリーズとしてこちらも文庫化されていますのでぜひ↓