今日は何の日？
1981年（昭和56年）のこの日、台湾の航空会社・遠東航空103便が巡航中に分解し、山中に墜落。
取材のため搭乗していた向田邦子さんは、51歳の若さでこの世を去りました。
『時間ですよ』『寺内貫太郎一家』『阿修羅のごとく』など、脚本家としても有名ですね。
ということで今回はこちら。
思い出トランプ（新潮文庫）
向田邦子
浮気相手の結婚式に妻と出席する男、事故で子供の指を切ってしまった母親など、日常の中に見え隠れする狡さや怖さを、暗くならない程度に絶妙な感覚でとらえた短編集。
昔の作品は少し身構えてしまいがちですが、こちらは短編集というのもありとても読みやすい作品ですした📙
浮気や不倫が多く、男女うまくいかないな～とつくづく😅
「かわうそ」はドキッとヒヤッとする感じ。でもその感じが実にいい塩梅。
厚子はしたたかな女だな🤨
「大根の月」は珍しく（⁈）ハッピーエンドを期待できるお話でした。
「花の名前」の主人公、常子の堂々とした姿がとてもよかった！でも旦那はそれ以上に堂々としていたりして…
「ダウト」も好きでした。乃武夫の存在が華やかでもあり、ちょっと恐ろしくもあり。
全体的に湿っぽい雰囲気は拭えませんが、それもまた味ということで😌
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