今日は何の日?
今日は米の日。
諸説あるようですが、米という字は八・十・八の字からできており、それにちなんでいるとか。
また、お米を作るのに八十八の工程があると言われていることにも由来しているそうです。
ということで今回はこちら。
生きるぼくら(徳間文庫)
原田マハ
いじめをきっかけにひきこもりとなった麻生人生、24歳。突然母に捨てられた⁈残されたのは年賀状の束だけ。蓼科に住むマーサばあちゃんからの年賀状を手に、人生は蓼科に向かうことに!
といったストーリー。
とてもとてもいいです。大好きです。
何度も泣いちゃいます🥺
最初は、人生の態度に嫌悪感を抱きますが、いじめられていた過去を知ると致し方ないなと思えてしまいます。壮絶ないじめ、正直つらいです。
蓼科に行ってからの人生は、一生懸命働くし、人に気を遣うこともできるいい子。そのみるみる成長していく人生を見るのはとてもうれしく、気持ちがいいものでした。
いつも助けてくれる志乃さん、彼女がとても頼りになるおばちゃんで魅力的なキャラクター。
彼女の的確な指示に感心するばかり。
周りのみんなの温かさもものすごく沁みます😌
そしてこの本の要である米作りシーン。こちらもまた見事で、米作りはしたことはないけれど、情景が浮かびました🌾
黄金色の稲穂、さぞや美しい景色なんだろうなぁと勝手にうっとりしながら読みました🤭
お米もめちゃくちゃおいしそうで、絶対おにぎりが食べたくなるはず🍙
私もがんばろう!と思えるすばらしい作品です📘
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