今日は何の日?
今日は水泳の日。
日本国内における水泳競技の統括などを行う公益財団法人・日本水泳連盟が制定。
1953年(昭和28年)に制定し、中断となっていた8月14日の「国民皆泳の日」を引き継ぎ、2014年(平成26年)に「水泳の日」と改称したとのこと。
「命を守ることができるスポーツ」水泳のさらなる普及・発展、そして競技力向上、競技人口の裾野を広げるきっかけとなるとともに、海洋国家の日本において、国民全員が泳げ、水難事故を少なくしていくことを目標にしているそうです。
という私は水泳がかなり苦手…。というか嫌い…😅
それでものめり込めちゃうこちら。
銀色のマーメイド(中公文庫)
古内一絵
自分の泳ぎが第一だった龍一。しかし主将で幼馴染のタケルがいなくなったことで退部者が相次ぎ、水泳部は降格の危機を迎えてしまう。残った頼りない部員とともに部員集めに奔走するなか、人魚のように泳ぐ人物に目を奪われる。それは同じクラスのミステリアスな美少女、雪村襟香だった。(『快晴フライング』改題)
といったストーリー。
失礼を承知で書くと…想像していたよりも深い作品でしたm(__)m
性同一障害を扱っているとは思わず…
とてもよかったです!!
大筋は水泳部再建ですが、タケルを失ったことを乗り越えること、ポンコツメンバーの成長や背景、そして謎めいた雪村襟香、いろいろ盛り込まれていますがうまくまとまっていました。
そして何より魅力的で存在感抜群だったのが、シャールさん!もはや古内さんの代表作と言える「マカン・マラン」シリーズの原点ともいえるシャールさん初登場です!!
とっても頼りになるいいキャラクター☺
性同一性障害については、心と体がバラバラな感覚が私にはわからないのだけど、かなりしんどいだろうことは予想できます😔
水泳部では自分を認めてくれる人がいて、どんなに救われただろう…
これからの道は厳しいこともあるでしょうが、自分の道を進んでいってほしいなと思います。
いい読後感でした。