今日は何の日?
今日は山の日。
「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」という趣旨の国民の祝日です。
由来については規定していないようです。
ということで今回はこちら。
八月の六日間(角川文庫)
北村薫
ある時、同僚に「明日、山、行きませんか?」と誘われたのをきっかけに、山の魅力に出会った「わたし」。山と「わたし」の特別な数日間を描く。
山のエッセイを読んでいるような感覚になるほど、登山シーンはリアルに感じました。
これは作者の実体験かしら…?なんて思いながら読んでいたのですが、実は…
この真相は解説で!
私は登山未経験ですが、一度登るとその魅力にはまってしまうのでしょうかねぇ。
黙々と登るしかないから、無心になれて自分とまっすぐに向き合うことができるんですね、きっと。
この主人公「わたし」は1人で登るスタイルを好んでいるが、なかなか1人で登るのはリスクが大きい気がします。が、彼女は何度か訪れる危機を何とか乗り越えています。
時に恐怖との闘いでもある1人での登山。しかし他の登山者さんたちとの交流ができるのもまた良いところ。
中には縁あって、再会できた人もいて、そんな距離感の関係もいいなぁ☺
1人の登山者同士、一緒に登りましょうではなくて、会えたら会いましょうっていうスタンスもいいなと思いました。
物語も付随していますが、ライトな感じで山がメインの作品という印象です🏔
自分も山を体験しているように読めました😌
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